PASCONとは
PASCONとは、一般家庭から出る廃プラスチックと火力発電所で石炭を燃やした後に残るフライアッシュ(石炭灰)を混合して製造される100%リサイクル原料を使用した、まったく新しい樹脂素材です。
※PASCONという言葉は、PLASTIC・FLYASH・CONCRETEに由来する造語です。 PLASTIC+FLYASH=PASCON
PASCONの技術によって、これまで最大20%が限度と言われていたフライアッシュの混合比率を最大60%にまで引き上げることが可能となりました。
また、製品に応じて配合比率を変えることにより、強度や比重を容易に変更することもできます。
PASCON製品の特長
・製造コストダウンにつながる
・回収システムを構築すれば再度原料としてクローズドリサイクルの実現
・コンクリート製品の1/5程度の重量
・人力作業も可能で施工性・運搬性に優れコストダウンにつながります
・現場にて切断・穴あけが簡単にできます
例:W400mm × L1000mmケーブルトラフ比較
コンクリート製品=約180kg PASCON製品=約35kg
※混合比率により比重を変えることが可能である(通常1.2~1.4g/㎤)
・塩害(融雪剤/海水)・酸性雨による製品変化なし
・促進耐候試験5000時間(実曝20年)
・寒冷地でも使用可能・荷重試験T-25に対応(無電柱化用埋設ケーブルトラフ)
導入実績
第二東名富士東・引佐工事現場